誰がどうやって開発したの?

開発者の菱川は北星大学を卒業後に北洋舎に入社します
北洋舎ってクリーニングの会社ですよね
そこで何年か過ごしますが、そこでの仕事に面白みを感じることができず退社します
結構わがまま、というか志が高いがゆえに本当に自分の力を発揮できる環境を求めていたのでしょう

その後、ライオンの研究室で洗剤の開発に携わります
あなたもご存知の酵素を使って繊維の奥に染み付いた汚れまで落とす、あの有名な洗剤「ダッシュ」を開発したのがこの菱川です

この時に酵素を扱う技術に磨きをかけ、のちのゴールドパンチα3000 開発の下地にもつながります

その後、東北大学の高橋教授のすすめでオイルの開発に関わるようになります

菱川くん、これからはオイルだよ、機械の性能がどれだけ良くなっても、それを活かせるだけの性能を持ったオイルがなければ生産性は上がらないんだよ

その言葉に菱川はその持前のチェレンジ精神に火を付けられてしまいました

一からの開発にさすがの菱川も苦戦します
開発は足掛け八年にも及び、製品のリリース後も改良は重ねられ
今の製品に至るまでには、開発を始めてから十年の歳月を要しました

開発に行き詰まった時には禅寺にこもり、何日も瞑想にふける日々を送ったとも聞きました

WS000321

ちょっと変わった人ですよね

でも、そんな人でもなければ、このような製品を開発することはできなかったのではないでしょうか?

高性能オイルの開発に挑む

オイルの基本性能の向上とその劣化に対する対策として、オイルそのものを酵素を使って改質することは、それまでの菱川の経歴から自然な流れでした

菱川はオイルの劣化が、使われているうちにオイル分子の構造が破壊されることによって起きる、という点に着目します

分子構造の大きなオイル分子が破壊されるなら、性質はそのままに分子構造を小さくしたらどうだろう?

そう考えました

自分の得意分野である酵素を使い、オイルの成分分子の改質に挑みます

オイルというのは植物由来の天然資源です、産地により成分の違いがありペンシルバニア産のオイルが一番高級とされていた時代もありますが、今は産出量が少なく市場には流通していません

レースなどで使用されていたオイルには植物由来のひまし油が使用されていたこともあり、有名なオイルメーカーのカストロール社のカストロールとはひまし油のことで、レースのように高性能を求められる環境ではよく使用されていました

それらのどのオイルも耐久性には問題があり、それを補うためにどうするかが菱川の課題でした

ゴールドパンチα3000は添加剤として売られていますが始めから添加剤として開発されたわけではなく、結果的に添加剤として使用することでオイルの性能を最も向上させることができたというのが真相でしょう

添加剤にはいくつかの種類があり、大きく分けるとオイル性能向上系、金属表面改質系、エンジン内部コーティング系の三種類があります

ゴールドパンチα3000はこの内のオイル性能向上系になりますが、もともとの成分がオイルそのものなので添加剤として使用することで、オイルの性能を様々な点で飛躍的に向上させます
この系統の添加剤は種類も少なく、効果を体感できるものとなると更に少なくなります

金属表面改質系とはオイルそのものの性能というよりは金属表面を科学的に摩擦の少ない物質に改質することにより効果を発揮するもので、代表的なのは塩素系の添加剤などがありますが、名前からも分かるとおりで環境にはあまりよろしくないのが難点です

エンジン内部コーティング系とはオイルとは全く違う成分でエンジンの表面をコーティングして摩擦を少なくしようというものです

この系統には、テフロンやモリブデンを使うものが代表的でこれらの添加剤はオイルそのものの性能でを向上させるものではなく、物理的に金属表面の摩擦を少なくしようというものであり、オイルそのものの耐久性などの向上にはあまり寄与することはありません

テフロンは塩素系と同じく環境的に問題がある場合もあり、モリブデンは理屈通りに金属面に定着するなら効果はあるでしょうが、余分のモリブデンはオイル性能に対してはたして良い方向に作用するものなのでしょうか?

どのようなインスピレーションからそこに至ったのかはわかりませんが、菱川は極限までオイル分子の構造を小さくすることで、それまでのオイルでは考えられなかったほどの性能と劣化に対する耐久性をこの製品に与えることができましました

菱川本人がインタビュー動画の中で、このオイルの話を人から聞かされたとしても、信じるほうがおかしい、と力を込めて言っているくらいなんですから…

ちなみに酵素とは、生物由来の触媒のことで主に生物の生命維持に必要な物質を選択的に作ったり分解するために細胞から分泌される物質の総称であり、物質なのに生命活動のような働きをすることから、長い間生物なのか物質なのかが学者の間でも意見が別れ、長い間その実態がわからなかったそうです

オイルという長い年月を経て生成された生物由来の資源だからこそ、酵素を使って成分を改質するというやり方と相性が良かったのでしょう

そうして開発されたゴールドパンチα3000、粒子の細かさによるせん断破壊に対する耐久性と抗酸化力が相まって、オイルに求められる潤滑性、気密性、清掃性、放熱性、防錆防蝕性を高めた上に、通常のオイルでは実現することができなかった熱と劣化への耐久性まで飛躍的に向上させてしまいました

正直、ここまでの製品に仕上がることを開発者の菱川自身も予想してはいなかったのではないでしょうか

肝心のその製法は?

ではこの製品、一体どのようにして生産されているのでしょうか?

すでに説明したとおりゴールドパンチα3000の原材料は添加の際に使用するベースオイルそのものです
近代的な設備の石油プラントなどの大規模な設備を使って精製されているのではなく、酵素を使ってオイルの分子を改質して作られています

酵素を使うという事は、お酒や醤油の醸造などと基本的には同じ原理なので、この製法に特許を取るということは酒や醤油の作り方に特許を取るようなものと菱川は考えたのでしょう

あえて特許は取らなかったものの、どのような酵素を使用しているのかが明かされていないおかげで、今もって他の企業が同じ性質をもった製品を作ることができておりません

もし明かされたとしても、壊れやすい酵素の反応を維持する条件が難しく、どのようなタイミングでどれだけの分量を加えるか、温度やphの維持管理などの様々な要素が複雑に絡み合い、その製法の完成と改良に十年の歳月が必要であったことを考えれば、言葉では伝えきれない様々なコツのようなものが製法の裏にはたくさんあるようです

現在、製造の方は菱川とその息子さんが携わっており、製法そのものは息子さんに伝授してあるのですが、いまだに製造の際には菱川が立会い、こまかい指示を出しているようです

酵素を利用するということは、酒や醤油の醸造と同じで、熟成という名の時間が必要となります

酵母などの生物を利用して、それから分泌される酵素を利用して糖分を分解し、アルコールを生成するのが酒の醸造の基本的な製法なのですが、それには月単位の時間が必要となります

ゴールドパンチα3000の製法では直接酵素を使用することで時間の短縮を図っていますが、それでも酵素の反応には一定の時間が必要であることから、製造には一週間前後の熟成期間が必要となるそうです

そういう理由もあって、製造にはある程度まとまった数量の注文が必要で、それからの注文生産となるためにタイミングが合わない時には、注文してから一週間以上待たされると場合もあります

これだけ手間と時間がかかる製法では、真似しようと思っても簡単にはできないはずですよね

三十年以上前から使われていて信頼性は実証済み

菱川は元経団連会長の土光氏と交友があり、出来上がった製品は土光会長の口利きで石川島播磨重工業で試験的に使用され、そこでの実績から国内大手企業の間にまたたく間に広がっていきました

残念ながら多くの企業はこのオイルを使用していることを公表はしてくれていませんが、それでも使用していることを公表してくれている一部企業の名前を聞いただけでも、その性能と信頼性は充分納得できると思います

使用している企業の名前を上げていくと、IHI(石川島播磨重工業)JR北海道、日航エアポートエンジニアリング(JAL)、小糸製作所、近鉄レックス、Sタンカー株式会社、パナソニック、イオン、などの日本企業からHyundai(現代自動車)、韓国陸軍、フォルクスワーゲン、ランボルギーニなどの外国の企業にも採用されています

韓国陸軍への採用のきっかけは、極寒の韓国内陸部で戦車のエンジン始動性試験をクリアできたのがこのオイルだけだったことから始まり、そのことがきっかけで現代自動車にも採用され、現代自動車のエンジニアからワーゲンやランボルギーニなどのエンジニアへと伝わり世界中へ広まっていったようです

製品には当初よりPL保険がついています

この保険、お金を払えば加入できるというものではなく事前に審査があることはいうまでもありません
その際に行った試験の結果がパンフレットに記載されている資料にもなるのですが、なかなか加入できないPL保険に問題なく加入している事実からでもその性能は保証されているといえます

なぜ、今このような形で市場に出てきたのでしょうか?

さて、そんな大手企業を中心に販売されてきたゴールドパンチα3000、なぜ今こういったカタチで個人や中小企業向けに販売されているのでしょうか?

それには、わけがあります

中国の発展が著しかったあの頃、ゴールドパンチα3000も中国に販路を拡大しようと進出したことがありました

2001年放送の番組からの抜粋です

中国での販売は散々で、ご多分にもれず中国チャイナオイルとの提携で痛い目に合います

販売がうまく行かなかっただけではなく、性能は全く及ばない模造品が、ご丁寧にパッケージだけは完璧なまでにコピーされて販売されるに至りました

彼の国のお国柄と言ってしまえばそれまでなのですが、それ以降、日本国内にも中国製の模造品が流通するようになってしまったのです

その後、色々と変遷はあったのですが、最終的に販売元が菱川の元から(株)ダイヤリバー通商へと変わりました

ダイヤリバー通商の社長である遠藤は菱川のもとでゴールドパンチα3000を販売していたのですが、この製品に惚れ込み菱川から販売権を譲渡してもらうことになったのです

販売元が変わったことで、それまでの販売先である大手企業は菱川のもとに残り、新たにダイヤリバー通商として国内の販路を切り開かねばならない状況になりました

そうして、これまでの大手企業中心の販売から、広く一般の企業や個人に向けての販売が活発となり、私やあなたのような個人にもこの製品を手にする樹会が訪れたのです

 

実績はあるのに知名度の低いこの製品、あまりの性能の良さに話を聞いただけではにわかには信じられず、私自身も始めは「16万キロも保つオイルなんて、なんだかうそくさいな〜」と疑っていたくらいです

そんなゴールドパンチα3000 使うと誰にどんなメリットがあるのでしょうか?

 

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